ばのブログ

フルゆとり世代の俺

また何かを卒業したいから、初めてを始めて終わらせた時、それに卒業ってつけてみた。

今週のお題「卒業」

消したものは無駄になりますか。
だとしたら私はたくさんを無駄にしてきました。
書いては消してを繰り返して、知らぬ間に消えていくものもあって、多くを留めておきたいのにその願いは叶いません。願いの多くが叶わないこととそれに納得できるかどうかは比例しません。
時間の共有が繋がりの強さですか。ならこれ以上を求めることはできません。限界がもうそこにあるから。あなたはそれを否定してくれますか。強制的にはという枕詞が既にその役目を果たしているように、取り繕われてすらいない圧力での嘘にはもうこりごりです。

一年は思ったよりも短くて、今年も二ヶ月が過ぎました。三月の別れが寂しくて伏せた目の潤いをあと何度体験できるのでしょう。プロローグからエンドロールまでの時間に何を見て聞いて触って得て失って、色濃く思われるその時間を疑って覗いた時計の針は今もあの時もなんら変わりません。

大人は言うことがあります。勉強はした方がいい、学校へ行った方がいい、習い事に打ち込んだ方がいい。様々なした方がいいものはやらないよりもやっていた方がいい。そこには口を開く人達の多くの後悔とたらればが存在しています。子供に理由はわかりません。知ろうともしません。エモいという言葉を体現していることに気づきません。制服を着て悩んで歩いて行き詰まって、笑って泣いて団結して感動して短い節目を振り返る。誰もが享受できないことをしている人間は得てして気づかないものです。正に今文字を綴りながら私はそれを痛感しています。

気づかなかったものを遠くから眺め気づかないことを知りつつ口を酸っぱくすることを大目に見てください。目の前にいるその人は少なくともあなたを想っています。決して100%ではなく正確な割合はわかりませんが、少々の自責を含んだ私達を許してください。

そろそろあなたもこちら側
大人の境目はどこでしょう
ふとした瞬間のこうした方がいい
それは入り口かもしれません
いつまでも子供でいたいものですね。