ばのブログ

フルゆとり世代の俺

キリの悪い数字からのカウントに確かな自分を

四月から書き始めたブログの数が百に近づいてきた。
時の流れを測る物差しは至るところに転がっていて、それには気付きが大事になってくる。増えようが増えまいがどうでもいい話で、増えたからといって生活が豊かになることはない。それでもこのブログはいつしか立派な物差しになっていて、日常を綴らない文章も読み返せばその時の情景が浮かんでくる。

いつまで書くのかという問いを自分に向ければ、書き始めた頃から答えは変わっていないけれど、一年に満たないこの期間は自分の何かを確実に変えていて、変わらない部分も多くある。不変のものは多くはなくて、変わらなかった部分もこれから少しずつその様子を変えていくんだろう。

そういう意味ではブログを始めたことは悪くないと思う。その時の自分はここにいて、確かに生きていたんだ。あの時そう思ったことを今の自分はこう思っている。今思っていることはやがて過去になり、未来の自分はどう思うんだろう。もし自分が何かわからなくなった時、ここにいる私が教えてくれるはずだ。私は誰でもない私自身だと。


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