ばのブログ

フルゆとり世代の俺

後悔とこれからと

家族が余命宣告されました。
どこかに逃げ込みたくて今文章を書いています。
文字にすれば少しは気持ちが落ち着くんじゃないかと思ってスマホを握っています。本当に情けない。
失ったり失いそうになったりした時に後悔は襲ってきて、今までの経験からそんなことわかっているのにまた同じことをしていました。今この瞬間の当たり前がこれからも当たり前であり続けることなんて絶対にないってことは知っていたはずなのに。
愚かな私を今だけはここに逃げ込ませてください。後悔を置かせてください。自分を責めることを許してください。

目を背け続けたのはまぎれもなく私です。
一番苦しいふりをして逃げたのは私です。
会話を振り返ると後悔ばかりです。
誰よりも近くにいれたのに逃げ続け被害者ぶってはまた逃げて今度はここに逃げてきて結局何もしていない。
なんで笑いかけられるんですか、なんで冗談を言えるんですか、なんで私の心配をするんですか。
一番苦しいのはあなたなのに。少し声を聞けるだけでいいとか無理しなくていいとかなんで私が気を使われているんですか。
私はこんなにクズなのに。どうしようもないのに。


これから先、思い出が溢れることが多くなるかもしれません。でもまだ終わっていない。こんなどうしようもない私の人生も続いてしまう。だったら今、残された時間の中で出来るだけのことをしようと今思いました。

失った人は言います。
あなたはこうはならないでください。
後悔しないでください。
今を目一杯楽しんでください。
そんな言葉の意味を私はやっと理解した気がします。
きっとその言葉の意味がわからなかったのはこれまでが幸福に満ちていたからなのかもしれません。

もし私のようにそんな人達の言葉の意味に気づいて自分を責めたくなる時がきたらその時はどうか自分を許してあげてほしい。前を向いてほしい。泣いてもいい悔しいのもわかります。でもどうか自分を責めないであげてほしい。
あなたの近しい人はきっと今のあなたを心から愛していて心配しています。だから下を向かないでちゃんと見てあげてほしい。笑いあえる話せる時間を大切にしてほしい。この止められない時間を無駄にしないことが大切なんだと思います。
あなたならきっとできます。
逃げ続けてきた私も頑張ろうと思います。
向き合おうと思います。
だから一緒に前を向きましょう。