タバコマジうぜぇ6

時期的には尖閣諸島問題がテレビで取り沙汰されていた。
俺が取り組んでいる(進んではいない)課題と同じようなものかと勝手に解釈をした。
「テレビをつけてもこんな話ばっかりか」とチャンネルを回そうとリモコンに手をかけた瞬間だった。
そうだ、これをネタに書けるんじゃないか。

そこからは早かった。
再びパソコンを起動し北方領土ではなく尖閣諸島に関するニュースを漁った。
上っ面の部分を掠め取った内容ではあったが類似した部分を繋ぎながら少々のメディア批判を含んだ俺の小論文が完成した。
簡単に説明すると二国間が共存する道の模索について記したものだった。

これについての批判的な意見やその他の意見は俺にとってどうでもよかった。
俺が求めているのは何よりも単位だったのだから。

つづく