ばのブログ

フルゆとり世代の俺

タバコマジうぜぇ3

目が覚めるとそこにはおじさんの顔があった。
悪夢かと思った。

先生は俺を眠りの国から救おうとしていたがイスを並べて不恰好ながら簡易ベッドを作っていた敵の軍勢に俺はひれ伏した。爆睡である。

このような幾多の戦いも半年が経ち秋になった。
卒業まで半年を残すばかりのこの時期に世界史の授業でも動きがあった。
「皆さんに北方領土問題について小論文を書いてもらいます。」耳を疑った。
あんなにも俺を救おうとしてくれた先生がよもや過酷な試練を課すとは思いもしなかった。
所詮信じられるものは己自信。先生も敵だったのだ。


つづく