行きに通った道を戻るだけ。 それだけでいいはずなのに日が傾き始めた帰り道はくたびれたアサガオと共にその形相を変えている。 目印にしたはずの店や看板が全方位から同じように見えるとでも思っていたのか。 浅はかな考えで迷わず進んだ自分に軽笑した。見…
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